ギターの教科書

初心者からでも。独学でギターを勉強している方へ向けた教科書です。

【ギター入門】1から始めるギターTAB譜の読み方

こんにちは!

ギター講師の箕輪です!

今回はギターのTAB譜についての解説記事です。

TAB譜というのは5線譜とは別で、ギター用に視覚的に分かりやすく表記したものです。

  • 音符がまだ全然分からない!
  • 憧れのフレーズを弾いて見たい!

という方でも気軽に弾いていくことができます。

※ちなみにTAB譜はベース用やウクレレ用も存在します。

TAB譜に慣れてきたらリズム譜を読んでいくといいのですが、興味のある方はこちらもどうぞ!

www.gt-kyoukasyo.com今回は基本的なTAB譜の読み方を見ていきましょう!

TAB譜はどこで買ったらいいの?

TAB譜の売っている場所ですが、大きい本屋さんか楽器屋さんで売っています。

もし希望の曲のTAB譜が置いてなければネットでも探してみましょう。

1曲ずつ売っているTAB譜もあります。

バンドスコアピースBP396 ハルジオン / BUMP OF CHICKEN (Band piece series)

バンドスコアピースBP396 ハルジオン / BUMP OF CHICKEN (Band piece series)

 

弾きたい曲やフレーズが明確という方は1冊の料金もそんなに高くないので、弾ける弾けないに関わらず1冊買っておくのもいいと思います^^

TAB譜ってズバリなに?

「5線譜なんて読めないよー」

という方も安心設計になっています。冒頭でも少しお話しましたが、視覚的に楽譜を読むことができるのでまったくの音楽初心者でも大丈夫です!

初心者の方はまずこのTAB譜を読んでギターを弾いていくのがおすすめです。

TAB譜を読んでみる

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TAB譜例1

2段になっていて、上が5線譜、下の段がTAB譜です。

今回はTAB譜のみを読んでいくので5線譜部分は無視して大丈夫です。

TAB譜は横に6本線がありますね。この線がギターの弦となります。

一番上が1弦、一番下が6弦です。

弦に対して書いてある数字がフレットを表しています。

一番最初の音は6弦の5フレットです。

ここを押さえて弾くとTAB譜通りの音を出すことができます。

このTAB譜例1では6弦から1弦までの移動もあるので、このフレーズで弦移動にも慣れていきましょう!

TAB譜を見ながら弾く時の注意点!

  • 弦移動が多いので違う弦を弾かないように注意する
  • フレットの移動はポジションマークを頼りに弾いていく
  • フレットギリギリを押さえる

この3つは最重要事項ですので、ギターの練習時には必ず意識しましょう!

最初のうちはどの指で弾いてもいいですが、少し慣れてきたら

  • 5フレット=人差し指
  • 7フレット=薬指
  • 8フレット=小指

の割り当てで弾いてみましょう!

小指が使えるとレベルアップを実感できますよ!

フレットがいっぱいあってどこがどこだかわかりません!

ポジションマークについて

 

フレットを分かりやすくするために大体どのギターにも指板に点や装飾があります。

これをポジションマークと言います。

ネックのふちに小さい黒い点がありませんか?指版にも黒い点や装飾がついていませんか?これもポジションマークですね。

ネックのふちについているのは、ギターの基本フォームとしてボディは斜めにしないように持ちますが、この時にフレットの位置を把握しやすくするためです。

ポジションマークは基本的に3、5、7、9、12についていますのでこれらのフレットを目印にするとどこを押さえればいいのか覚えやすくなります。

まずは3,5,7あたりから慣れて行きましょう!

TAB譜の記号について

進行の記号

まずは進行についての表記ですが、これは5線譜でもTAB譜でも同じ表記です。

曲の大まかな流れとしては

例)イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ、、、

などのように1番が終わったらまたAメロに戻ることが多いですよね?

このように「ここからここに戻る」といったような記号や、繰り返す記号や進む記号などは覚えておく必要があります。

まずは3種類大事な記号がありますが、こちらで詳しく解説しています。

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特殊な記号

まず分かりやすくて是非マスターしていきたいものとしてはチョーキングというものがあります。

弦を持ち上げるテクニックですね。

これは矢印で表記していることが多いので分かりやすいかと思いますが、実際に持ち上げてみようとしてもなかなか難しいテクニックです。

チョーキングについてはこちらでも細かく解説しているので参考にしてみてください!

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まとめ

今回はTAB譜の基礎中の基礎を解説していきました。

最初は1弦と6弦を逆に読んでしまうことがあったり、3弦と4弦を見間違えたりしやすいのでこのあたりに注意して弾いていきましょう!

1曲ずつ売っているTAB譜は立ち読みできるようになっていることも多いので、気になっている曲を何曲かピックアップして、いざ楽器屋さんで探す時に立ち読みしながら音数の少なそうな曲のTAB譜を買ってみるのもいいと思います^^

 

それでは!