ギターの教科書

初心者からでも。独学でギターを勉強している方へ向けた教科書です。

【メトロノームが超大切!】曲を覚えられない!どうしても難しい部分がある!みんなどうやって練習しているの?

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ギターを始めてとりあえず譜面を買ってみた初心者の方、

曲は弾ける、ただどうしても一つのフレーズに満足できない中級者、上級者の方へ。 

今回は効率のいいと思われる練習方法をまとめてみましたので参考にして頂ければと思います。 

譜面を買ってみて練習しているけど全然頭に入ってこない!

手元にTAB譜、コード譜があり、曲を練習し始めの方。

特にギターを始めたばかりでTAB譜を使っている方。

とりあえず細かいところまで一からTAB譜に書いてある通りに弾いていると思います。

曲の練習としては間違っていないのですが、まずは全体の構造を覚えることを優先すると、その後の細かいフレーズなども覚えやすくなります。

まずは曲の全体を捉えよう!

TAB譜にもコードが書いてあると思うのでどんな曲でもまずはコード弾きで一通り弾いてみましょう。

超簡単なコードしかなくてもです。

何回もコード弾きで繰り返し練習し、曲全体を覚えたらTAB譜の細かい部分を見ながら練習していきましょう。

この練習方法をとると、曲全体の流れが分かっているのでフレーズも頭に入ってきやすいです。

最初からTAB譜で練習していると、曲の最初の方で難しくて飽きた。となりかねません。

  • 曲の練習は細かいところよりまずは全体を
  • 全体を捉えられたら細かいところも意識できる
  • 最初から細かくて難しいものばかり練習すると飽きる

曲のテンポが速すぎてついていけない!

テンポが速すぎて、どう練習したらいいかわからない場合、まずはメトロノーム(クリック)を準備します。

これは楽器屋さんで小型の電子機器の物もありますし、スマホのアプリでも無料で使えるものがあるのでお試しください。

メトロノームを使って練習する!

例)テンポが150だった場合

130くらいに落としてコード弾きで練習しましょう。コード弾きでこのテンポがクリアできたら135、140、、、

と少しずつテンポを上げていってみます。

細かいフレーズを練習するときもこの方法で練習してみてください。

変なプライドが邪魔をする

「原曲となんか違う」「早いからかっこいいのに」「テンポを下げるのはなんとなく自分のプライドが許さない」

と思われる方もいるかもしれません。(私は実際全て思っていました。)

しかしテンポ130で弾けなければ150でも弾けません。

遅いテンポで練習していけば確実に上手くなります。

最初から早いテンポで練習している方である程度弾けている人は、

逆にテンポを落として弾いてみましょう。

適当に練習するとミスが多発する

これも私が実際に経験したことですが、最初から早いテンポで弾けていて、

もう覚えられたし完璧かな。と思っていました。

しかしここでテンポを思いっきり下げて弾いてみると、

今まで弾けていたと思っていたフレーズがぐちゃぐちゃ。速さで誤魔化していただけだったことがあります。

ゆっくりのテンポで練習することによるメリットは、音一つ一つの感覚をしっかりと掴み、より明瞭に音が出せるようになる。ということです。

この遅いテンポで練習した後にまたテンポを速くして弾いてみると、最初に弾けていたと思っていたのが恥ずかしくなるくらい綺麗に弾けます。

  • メトロノームを使って練習する
  • 速くて追いつけない場合はテンポを落とす
  • 速さに追いつけないまま適当に弾くとミスしやすくなる

全体的に弾けるんだけど、一部だけどうしてもコードが繋げられない!

全体的には同じコードが続いていて、最後の方だけちょっと変わったコードが出てきてそこだけうまくコードチェンジできないってことはよくあります。

この時もメトロノームを使って練習するようにしましょう!

一部をひたすら繰り返す

例えば苦手な部分が4小節だったとすればそこだけをメトロノームに合わせて繰り返し弾くことです。

特に重要なのがメトロノームに合わせることです。

ここが自分のテンポで適当に練習してしまうと、正しいリズムでコードチェンジできずに下手に聞こえてしまいます。

ソロやフレーズでも同じ

コードで例えましたが、これは曲中のソロ、フレーズが難しい場合なども使える練習方法です。

特にソロが長い場合、4分割等に区切って練習すると覚えやすいです。

  • メトロノームを使う
  • 一部分をひたすら繰り返す
  • ソロやフレーズでも応用できる

最後に

初めのうちはもどかしい気持ちも分かります。

「本当にこの曲弾けるようになるの?」という気持ちも分かります。

しかし段階を踏んで練習をすれば、ちゃんと曲が弾けるようになりますので、思い悩んだ時にはこの記事を思い出して練習してみてください。

それでは!